Herb List

Artichoke アーティチョーク ヨーロッパでは古くから食用・薬用として用いられてきました。日本でも現在は食物繊維やミネラルが豊富な健康野菜として女性に人気があります。またお酒を飲んだあとの二日酔い予防の薬草茶としても利用されています。

Apple mint アップルミント 丸くて葉っぱの表面に毛が生えていることから、「丸葉ハッカ」「ウーリーミント」といった名前でも知られています。丈夫な性質で寒さにも強く初めての方でも簡単に栽培を楽しめます。夏に茎の先に白か淡いピンク色の花穂を伸ばして咲きます。 ハーブティーとして利用されることが多い品種で、リンゴとミントを混ぜあわせたような甘い香りが特徴です。 メントールが含まれており、気持ちをリラックスさせる鎮静作用と、気分をすっきりさせる活性作用という相反する作用があると言われています。また、消化促進や、口臭予防、殺菌作用なども重宝されてきました。 小児、赤ちゃんには使用を避けて下さい。

Italian Parsley イタリアンパセリ おなじみのパセリの仲間で見た目は三つ葉を思わせますが、かじるとパセリ特有のすっきりした香りが広がります。 ビタミンが豊富で、お料理によく合います。

Eau de cologne mint オーディコロンミント 名前のとおり葉や茎には香水のような強く甘い香りがあり、柑橘系の香りがすることから「ベルガモットミント」とも呼ばれています。 香りがよいので入浴剤やポプリとして利用するとよいでしょう。また、ティーもおすすめで香水に似た独特な香りが楽しめます。

Oregano オレガノ オレガノは仲間がとても多く、お料理に使われる種はワイルドマジョラムです。イタリア料理やスペイン料理などによく使われていて、葉には抗菌作用や消化促進作用があると言われています。

Orange Peel オレンジピール オレンジピールはオレンジの皮を乾燥させたものです。洋菓子などに使われるものは砂糖で煮つめたものを使用しますが、ティーに使われるものは糖分は加えられていません。オレンジにはビターとスイートと2つ有りどちらもティーに使用されますが、ビターオレンジの方が薬効が優れていると言われ、西洋での薬用の歴史は古く、また中国でも昔から漢方薬として用いられてきました。

Calendula カレンデュラ カレンデュラはマリーゴールドの名前でも知られています。マリーゴールドには大きく2種類あり、観賞用のマリーゴールドとハーブとして利用されるポットマリーゴールドです。ポットマリーゴールドは古代ギリシャ・ローマ時代より利用されてきたと言われる歴史のあるハーブで、若葉は食用に、花は薬用のほか料理に使われました。現在でもエディブルフラワーやティーとして人気があります。

Coriander コリアンダー 英語ではコリアンダーと呼ぶが、タイではパクチー、中国では香菜(シャンツァイ)などと言われます。葉はもちろん、実や根も食用にでき、余すところなく活用できます。

German Chamomile ジャーマンカモミール カモミールは、ヨーロッパでは万能薬として古くから女性や子供によく利用されてきた身近なハーブです。カモミールにはいろいろな種類がありますが、良く知られているのはジャーマンカモミールとローマンカモミール。リンゴに似た甘い香りは同じですが、ローマン種は苦みが強く、ジャーマンカモミールは苦みが少なくフルーティーな味わいが特徴です。

Horse Tail スギナ 馬のしっぽに似ていることからホーステイルとも呼ばれ、一般的にはつくしとして知られています。 このハーブは、西洋では古代ギリシャ時代から止血をしたり傷を治すために利用され、 日本ではスギナ茶として古くから親しまれてきました。

Stevia ステビア 南アメリカ原産で、古代ラテンアメリカの先住民族が甘味料として使ってきたハーブ。特にマテ茶の甘味料として利用されてきました。ステビアの葉には、砂糖の200~300倍もの甘さをもつ甘味成分(ステビオサイド)が含まれ、とにかく甘いのが特徴です。 砂糖と違い非常に低カロリーで、体に影響の少ない天然の植物性甘味料として注目されており、血糖値の気になる糖尿病の方や、糖尿病の予防、ダイエットをしたい人にも適しています。また、虫歯にもなりにくいというのも嬉しい。

Spearmint スペアミント 数あるミントの中でもペパーミントと並ぶミントの代表品種で、ハーブティーやカクテル、肉魚など幅広い料理によく利用されます。 葉の形が槍(spear)の穂先に似ていることからスペアミントと名付けられました。ペパーミントよりも歴史が古く、ローマ人によりヨーロッパ全域に広まったと言われています。

Sage セージ セージの仲間は非常に多いですが、最もよく利用されているのがコモン・セージ。若い葉を順次摘み取ってお料理やハーブティーとして利用できます。

St. John's wort セントジョーンズワート ヨーロッパ、アジア西部、アフリカ北部を原産とするオトギリソウ科の多年草です。和名は「セイヨウオトギリソウ(西洋弟切草)」と呼ばれています。草丈は1mほどまで生長し、6月頃に黄色の綺麗な花を咲かせます。古くから薬理的用途で利用されており、アメリカの先住民達は、抗炎症剤や収れん剤、消毒剤として使用してきたといいます。

Thyme タイム やや厚みのある細かい葉がたくさんつき、清々しい強い芳香があります。高い抗菌作用や鎮痛作用が知られ、お料理やハーブティーとして楽しめます。

ドクダミ 日本では「薬草」として古くから知られている野草です。健康茶・化粧水や入浴剤などの化粧品としても多くの方にも親しまれています。生の葉は強い香りを持ちますが加熱・乾燥することで臭いが薄れ、取り入れやすくなります。

Basil バジル 食欲を刺激するような、スパイシーな香りを放つ葉や種子は、世界各地の料理に活用されています。特にチーズやトマト料理と相性がよく、ベータカロテン、マグネシウム、ビタミンK、カリウムやカルシウムを多く含んでいることから健康野菜やハーブティーとして利用できます。

Fennel フェンネル 葉がふわっと広がって柔らかい羽を思わせるフェンネル。清涼感のある独特の香りで、ほ んのり甘味があります。収穫したら、西洋風、中華風、エスニック風の料理に広く利用できます。

Peppermint ペパーミント ギリシア神話にも登場するハーブで古くから世界各地で、薬用、料理、防腐、殺菌、鎮痛、香水、入浴剤など、現代で利用されるシーンと同様に広く活用されてきました。

Bergamot ベルガモット 紅茶のアールグレイの香りづけで知られるベルガモットは柑橘のベルガモットオレンジのことで、ハーブのベルガモットとは異なります。香りが似ていることからこの名がつきました。花びらをサラダに散らしたり、ドリンクに浮かべたり…ハーブティーやハーバルバスとしても利用できます。

Borage ボリジ 日なたを好む丈夫なハーブで花のかわいらしさが際立つハーブ。がくを取ってサラダに散らしたり、砂糖漬けにしたり、ワインやティーに浮かべて楽しむことができます。

White Sage ホワイトセージ セージの中でも食用として使うことができない品種です。茎葉の香りが強く、乾燥させたものがお香として利用されます。ネイティブアメリカンは、「聖なるハーブ」として儀式に用いられたことから、現代でもスピリチュアルなアイテムとして用いられているようです。

Marsh Mallow マーシュマロウ 葉や茎が白い軟毛に覆われて、ビロードのような質感。古くは根を原料にしたやわらかい咳止め剤が作られていたことから、お菓子のマシュマロの語源となったことでも知られています。

Mallow マロウ 花色が綺麗でハーブティーによく利用されています。レモンを入れるとブルーからピンクに変化する様子を楽しむことができます。

Lemon Grass レモングラス ススキに似たシャープな葉姿が特徴で、触るとレモンの香りがただよいます。葉は魚や鶏肉料理のくさみ消しや、ティーに。葉の基部は東南アジアで非常にポピュラーなトムヤンクンなどのスープに用いられます。

Lemon Balm レモンバーム 葉がこんもりと茂り、レモンを思わせるさわやかな香りがします。フレッシュやドライにしてハーブティーやバスに利用できます。

Rosemary ローズマリー シャープで清々しい香りで精油の含有量が多く、古くから殺菌、浄化の作用があるものとして利用されてきました。 現代でも化粧品やサプリメントの原料、アロマテラピー、料理やティーなどに広く活用されます。

Hybiscus Roselle ハイビスカス(ローゼル) ハイビスカスの一種で主に果実の種を取り除いたガクや苞(ほう)を利用します。鮮やかなルビー色のハーブティーは甘い香りとさわやかな酸味で、ビタミンCなどが豊富と言われています。

柿の葉 渋味やクセはなく、まろやかな甘みが感じられるティーになります。ノンカフェインでカフェインを含む日本茶や紅茶を飲むと寝つかれなくなる人にもおすすめ。ビタミンC・ミネラルが豊富で、ビタミンCは緑茶の約20倍、レモンの約10倍~20倍と女性にうれしい成分が豊富に含まれています。

和ハッカ 和製のミントで、メントールの量が多いと言われています。清涼感のある香りで、お菓子、ドリンク、芳香剤、うがい薬など、多くの場面で利用できるハーブです。